私的雑記録

はてなダイアリーより2019年1月移行

ジェイムズ・P・ホーガン「断絶への航海」

うー読了。地球が壊滅状態で新天地を目指して移民船<クヮン・イン>が惑星にたどり着いてから20年後、その惑星にたどり着いた<メイフラワー二世>の地球人が見たモノは!ケイロン人社会だった。てな話なのだが…出だしでこのケイロン人がケロヨン人とインプットされてしまったのが激しくいたい。ビジョンはケロロ軍曹。何故_| ̄|○ 遺伝子から機械によって生まれたとはいえ同じ元は地球人だというのに…カエルかよ。<誤解無きよう、コレはあくまで私の勝手なビジョンです。w それはさておき、ケイロン人社会はある種ユートピアなわけですが、簡単に言うとすべてのものが無料で手に入る世界、とはいえ人々はその代価を自分の価値で奉仕する訳なんだが…ココで思うわけですよ。自分の価値がはっきりわかっている人はいいですよ?そうじゃない人は…もの凄いストレス感じながら生きることになりそうな。人がそんな簡単なわけ無いだろうとか思いながら読んでたり。それでもラストはすったもんだでいろいろ有りながらも…めでたしめでたし。しかしその後、地球からの通信は途絶えて…5年も経ってしまったのだから…めでたくないわけだが。そして地球へむけて<ヘンリー・B・コングリーヴ>が旅立つわけで…この船の名前の意味は何ですか?気になるところだ。