私的雑記録

はてなダイアリーより2019年1月移行

明治カナ子「三村家の息子」「出来の悪い子」「生まれ星」

最終巻の「生まれ星」をいそいそと読み始めたんだが、今までのことをうろ覚えでしか思い出せなくて、これはこのまま読んではもったいないと思い、最初から通して3冊読んだ。泣けた。幼なじみで仲が良くてずっと一緒だったのに、気持ちがすれ違って、途中がすごくすごく切なくてなぁ、ほんとハッピーエンドで終わってくれて良かったよ。涙 どうにもこうにも明治カナ子さんの作品のイメージが何故かネガティブだったり負のイメージが強くて最後の最後まで気が抜けなくてドキドキしてしまった。よかった事故るんでないのかとヒヤヒヤした。ふぅ 絵柄のイメージか作品途中に出てくるカラスや死体を埋めた山などの暗い印象が記憶に残りやすくて不気味なんですよ。他の「熱伝導」でそんな作風だけではないんだと知った衝撃を思い出せば、「生まれ星」でのハッピーエンドは予想できたんだけどねwいやーほんと良かった良かった敏の想いが報われて、弓が想いにちゃんと気づけて勇気が持てて、涙出るわ。(´;ω;`)