私的雑記録

はてなダイアリーより2019年1月移行

ノエイン もうひとりの君へ「ハジマリ」#24最終回

うぇーーーーん、終わっちゃったよ。号泣
気持ちが落ち着いたらあとで感想書くよ。ぐすんぐすん
とりあえずなんとか静まらない気持ちを押さえつつ書いたよ。ネタバレバレなのでまだ最終回見てない人は回避推奨!!!!!!!!!!
見終わって一番に思ったのが、やっぱり赤根監督だエスカな終わり方になってるやんてことでした。エスカフローネは私の中で一番大好きなアニメ作品なのでこのノエインエスカの赤根監督の作品だものそれにラブストーリーでSFときたら見ないわけにはいかないじゃないか!と云う気持ちで見始めたノエイン、まさにその期待を裏切らないと云うか更にそれ以上でした。ありがとうございますって気持ちでいっぱいだ。
もう冒頭から遊撃艇とカラスとの戦いで始まりそこへアトリが何やってんだと駆けつけて参戦、おまけに巨神兵化もうなになんなのこのアトリのかっこよさはっ!当然、戦闘シーンの描写もすんげぇーかっこいいんだよね。ハルカを取り戻してこい、さっさと行けとカラスに云うアトリ。そしてカラスが飛んでいくんだけんども、背中から光が現れてそれがまるで翼のようでっ!もうもうもう思わずきゃぁ〜と声上げてしまいました。こう云うのめっさツボたまらん。そして高速でぶっ飛んでいくカラス、すんげーーーっ。カラス、シャングリラなんかぶっつぶせ!のアトリのセリフでノエインのタイトルが出る!いやー本編始まる前のココだけで既に鳥肌立ちまくり心臓ばっくんばっくん状態ですよ。
ノエインはおいで龍のトルク共に無の世界へと云ってハルカを取り込む。一方、函館では時空の重ね合わせが起きていた。全ての存在が不確定となり、最悪のケース時空の収束、不確定なモノを強制的に確定したことにより、無限の選択肢を収束させたことによって無限にある時空を収束させる場が発現する、そして全てが消える。函館山に出現したウロボロスの輪、その向こうにはシャングリラが出現していた。漂うハルカは時の放浪者と共にいた、人がより良き未来を想像する為に時空は選択出来る無限の未来を存在させている。未来がひとつだったら、選択肢のない時空は崩壊し消滅する。みんな消えて無となる。どうすればいいの?と問うハルカに、お前は全ての時空の中から選ばれた、お前でなくても良かったのかも知れない、だがお前は選ばれた。あたしが決めるの?全ての時空の、全ての生き物の声を聞けばよい、感じればよい。と伝えた時の放浪者はウロボロスに重なってゆく。
ラクリマではアイがリリィとその母親ミホが、みんなでこの世界を見るの、目をそらさずもう一度私たちの世界を、そうすれば私たちの世界を必ず認識出来ると。アトリは漂っていた、サラのことを想い、そしてまだ消えねぇーぞと。函館のトビはまだ方法は有るはずだと、コサギにストレージバッテリーを渡しラクリマへ戻ってレイズシュミレーターを破壊するようにと。全ての時空がシャングリラの因果律の時空に巻き込まれている、それに逆らうことが出来れば全時空が収束する流れを押し戻せるかも知れない。レイズシステムでバーチャルな観測者を作り出してもダメなんだ。存在を確定させるには人が人を観測し認識することが重要なんだ。お互いを認識し分かり合えれば存在は確定出来る。トビはハルカと出会って解ったんだと、人は存在を認識することでそれを確定することが出来るんだよ。きっとトビは、ハルカ達と一緒にいた時間は幸せだったんだろうなと。函館山の頂上に来たアイとイサミとミホはウロボロスから遊撃艇が無数に出てくるのを見る。ラクリマのアイ達は地上に出ていた、ウロボロスが綺麗だと云うリリィに何が見えるの?と聞く母親、ここのミホは目が見えないらしい。コサギラクリマに戻ってきた、もう誰もいないのだなとこぼす。時空が繋がりやがったかとアトリは遊撃艇を追って函館へ。巨神兵化したアトリは遊撃艇と戦う。ミホはそれがアトリだと気が付く、アトリが守ってくれてるんだと。
ノエインの過去が辿られる。そしてノエインとカラスの対峙。全ては始まりそして終わる、お前もそれを望むのだろう。お前は私だから。カラスを飲み込んでゆくノエイン。知らなければ良かったのだ存在する意味など。アトリはウロボロスからうじゃうじゃ出てくる遊撃艇を体を張って止める。篠原の実験艇では時空の重ね合わせによって実験員達のもうひとりの自分達が出現し始めていた。なんか気持ち悪い感覚が素敵だ。そしてもうひとりの郡山さんも出現。撃たれない俺も居るわけだと篠原を殴り飛ばす郡山さん。殴られた篠原がぐるぐる景気よく回りながら倒れる。篠原君を殴っただけでは解決には成らないよと黛博士が云うのだが、あんたこそなにか役にたちましたか?と聞きたい。そこへトビくんがまだ方法はあります、諦めないでと。アトリは必死で遊撃艇を食い止めている。アイ、イサミ、ミホはアトリが止めてるんだと、すげぇーと、感心してる。始まりの部分だけでも十分にカッコイイ印象刷り込まれてくれてるのに最後までかっこよいアトリを見せつけられた気がしたよ。
時空の中のハルカとカラス、全ての時空のあたしは幸せだったと思うよ、ユウと出会えたんだから。あたし、幸せだよ。ハッとするノエイン。あなたはカラスとは違う、忘れたんだね。私は忘れてなどいない、あの悲しみは。ユウは忘れない、ハルカのことを忘れない。でもあなたは違う。
実験艇ではトビがマジックサークルを止めて量子状態から抜け出すことが出来れば、撃たれなかった郡山さんを観測して確定させるわと内田ちゃん。未来をけさせやしねーよ、とアトリが叫ぶ。ラクリマではコサギがレイズシュミレーターを破壊した。ノエインの中から抜け出したカラス、お前なのか、私に刃向かえるはずがない、私はお前なのだからと云うノエインに俺はお前ではない、そしてユウの姿になり、お前の過去が見えたよ、お前の過去は僕だったかもしれないよ、でも今のお前は僕じゃない、もし僕だったらハルカを忘れたりしない、イサミを殺しもしない。なおもお前は私だと云うノエインに、違うお前は僕じゃない、僕はぜったいお前には成らない、未来を諦めないと強い口調で云うユウ。そしてカラスの姿になり、お前の存在は確定されていない、お前こそ幻だと言い放たれるノエイン。そしてユウはおいでハルカ、一緒に帰ろうと手をさしのべる、それに答えてハルカの姿が現れる。そしてウロボロスが消えてゆく。アトリも一緒に消えてゆく。そして青い雪が函館に降る。とても綺麗で悲しいアオイユキ。実験艇では郡山さんが確定された、郡山さんの胸に良かったと飛び込む内田ちゃん。もう大丈夫ですよ、全時空のバランスは保たれてます、この時空の未来が幸せだと良いなといいつつ消えてゆくトビくん。
私は誰だ、誰も私を認識しなかったのか、私の存在は確定しないのかといいつつ崩れて壊れてゆくノエイン。集合の時は終わった、選択の幅は蘇った、認識は復活したシャングリラ、お前達には選択することなど出来はしない、お前達は必ず戻ってくるよ、この時空に。と言い残し消えるノエイン。最期まで救いがなかったノエインですが、不穏なコトバを残してます、有る意味教訓とすべしてことですか。
目覚めるハルカ、どこだろう?時空の地平だとカラス。未来は無限の選択肢を得た、未来は決まっていない。カラスはなんてなんて穏やかな声で表情で語るのだろう。一緒にいてくれないの?ハルカの手をとり引き寄せ抱きしめるカラス。俺はいつも君の側にいる、必ず。また逢える?15年後に。カラスはユウだから?そうだ。そしてカラスがユウの姿になり抱き合って時空を流れてゆく。カラハル萌え萌えだよ。やっぱり公式はカルハラなんだよ!函館に戻ってきたハルカとユウ、それを見つけて駆けよってくるアイ、イサミ、ミホ。
そして数年後、後藤ユウが久しぶりに東京から帰ってくる。ハルカは教会の屋根の十字架を見つめて「カラス、ユウがねもうすぐ帰ってくるんだよ」とつぶやく。。。
やっぱりカルハラだ。時空は安定して未来は無数に有るけれど、この先ハルカが亡くなってしまう未来も有るのかも知れない。もしかしたら15年後のユウであるカラスに出会えた未来も有るかも知れない。そしてユウと末永く幸せに暮らせているハルカがいるのかもしれない。消えると解っていたけれど竜騎兵のみんなが消えてしまったのはやっぱり悲しいな。
また夢を見てる、あの夏の日の夢。まさにひと夏の不思議な経験そんなお話だったね。ラストがやっぱり後を引く終わり方で余韻を噛みしめられて溜まりません。